業務報告書

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やっぱりゴーマニズム宣言だった。

小説を読む。基本的には面倒なことだと思っていた。

 

記憶に残っているところだと、中学1年生の時に課題図書かなにかで「坊ちゃん」を呼んだのが初めてくらいかもしれない。夏目漱石は嫌いというほどでもないが、坊ちゃんが面白いとも思わなかった。坊ちゃんを選んだのも薄いから、であった。

 

国語は得意で国語の教師に気に入られてもいたので何を読んだらいいか聞くと

筒井康隆阿刀田高だった。星新一みたいな感じで小説というよりは

ショートショートのように思う。

 

村上春樹ノルウェイの森ピンボールを読んだのが24くらいの時。大学の同級生の女子がすすめるので読んだのがだいぶ等身大の小説体験だった。それまでは小説というのは文豪的な権威あるものを読む、という頭があった。

 

そこでだいぶ等身大となると以前も書いた田中ヤッシーなのである。

とはいえ「なんとなくクリスタル」くらいしかないが、中学高校くらいから雑誌「ホットドック」を悪友に勧められ、コンビニで立ち読みをするくらいにはなったが、購読していたのは週刊ベースボールの方だった。

 

当時の流行は小説よりは「あさきゆめみし」を読むと古文がわかるとかいう話だった。

結局読む気にならなかったけれども。

 

リリーフランキーの「東京タワー」は単行本で読んだけれど、すぐに英会話で一緒だったふみちゃんにあげた。

 

結局小説でもなく読んだのは田中ヤッシー浅田彰の対談だったり、福田和也と今は亡き坪内さんの対談だった。そこへ行きついたのもベースはゴーマニズム宣言でちょこちょこ出てきたからで、20代のベースとなるのはゴーマニズム宣言でならったことになる。