書を捨てたわけではなく、売りに行ったが正確だけれど、値段がつかず処分してください、というものもあったので捨てたともいえるだろう。
その足で阿佐ヶ谷ロフトにいき、宮台さん、島田雅彦さん、鈴木涼美さんのライブ。
ロフトのライブというと夜遅くまでやっているイメージがあったけれど、実際問題19時に始まっていろいろやって10時半くらいまでなので長い。それでいて3000円。本も買ったので5、6000円。安い。
90年代の雰囲気がロフトだとすると、2010年代というとニュースピックスになるのだろうか。
ライブというと20代にバンドやってる友人のライブに2，3回行ったことがあるのと、40代になって高校の同級生のライブ、よしもとの渋谷の劇場に1回。そんなもの。ただライブという空間は楽しい。秋葉原のドンキの上にAKB劇場があるのまでは知っているけども、ああいうのも行くと楽しいのだと思う。
推し活が流行しているけども、自分はさほど推すものがないのがなんだかなぁ、ではあったけども、宮台、福田、小林よしりん世代であることは事実であり、昔を懐かしむようにこういうライブに行くのもいいな、と思ったのだった。
小説についてもほとんど読んでいなかったけれども、こういうきっかけがないと読もうと思わない。それにしても阿佐ヶ谷は何もないと思いきや、駅前に24時までやっている書店があった。
書を捨てて街に行って、また書を読む夜であった。
