エアレボリューション観てると寝てしまうので、Kindleで1968年を購入して息抜き。
村上春樹とかって自分達世代は普通に読んでるだけなんだと思うけれど、前提に60年代の暑苦しい「政治の季節」があるということ。
新左翼というとナショナリズムとは真逆のようでいて、反米、反スターリン主義である種自主独立を果たそう、という動きではあった、と。これが1960年あたり。
発端はというとスターリン批判もあるけれど、朝鮮戦争でアメリカ側に加担してある種味共犯的に経済的味をしめちゃったところもあり、今に至るまでその味が忘れられない、という。
55年体制も色々あるようでまあ実質の左右の結託みたいなもので今に続く経済優先に連なる、という。
経済経済言っているようでいて、ニクソンショックあたりで資本主義の実質は破綻してるのを、無理くりに外部を作って経済成長を作っている、という。
憲法あたりの判例もただ読んでると全く面白くなかったけれど、50近くになって味わいがわかって来るんだと思う。
ただまあ味わいでしかなく、実体はない。
iPhone15がiPhone40になるまでエンドレスで買うようなところがある。
吉祥寺のルノアール、および古本屋だけはなぜか昭和であるw