私の尊敬する柴田陽子さんもコンセプトを上手に作っている。
一方で思うのが、マーケティングだとかビジネスの根底にあるもの、である。
たとえばローソンのおウチカフェのコンセプト。
ターゲットは仕事帰りの女性、お店としては夜の客数と売上向上が課題。
なのでおうちをカフェにしてスイーツを食べる。
ニーズがあって、マッチしてうまくいった。
けど本音でいうと、仕事終わりにお茶とスイーツって、
いくら糖質制限してても体に悪いし、睡眠の質も下がるよ、
みたいなある意味もとも子もないことを思ってしまうww
スティーブジョブズが娘にスマホを使わせなかったようなことがベースにあるのが
ある種マーケティングであり、ビジネスのようにも思う。
資本主義の陰謀だ!と大衆を啓蒙するよりも、
資本主義で稼ぎつつ、自分は自分で社会主義的に生きてきます。
というような外見リア充、陽キャとしてふるまい、実質は質素に暮らす。
ただこのスタイルもシンプルに言えば「裏表」「大人の世界」という感じで、
身近な子供がその矛盾に耐えられなくなったり、あるいは病気になったりする。
そういう意味でbacknumberの曲ではないが、「なるべく嘘はないように」
生きるのが王道のようにも思うのだった。