業務報告書

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苦節〇年からベタな異色の時代へ。

島田雅彦先生。

たまたま近所の書店に作品を求めていったもののの置いてなく、

小説作法XYZがあったので購入。

 

アマゾンコメントであったのだけれど、

デビュー当時は鮮烈デビューだったが、

その後は、というものだった。

大学教授になったり、あるいは小説作法ABCの方が市場では受けたようだ。

実際自分も「小説作法」は知っていた。

 

たまたま勉強するつもりで行った曳舟の図書館には単行本がたくさんあった。

「ときどき、慈父になる」の前作にあたる「君が異端だった頃」も置いてあった。

 

小説家としてどうか、というのはあまり気にしていない。

オペラだったり、演劇だったり、あるいは政治だったり。

そういうものがあったおかげで島田先生はポジションを構築していったようにも思う。

 

最近の、というか最近に限らずなのかもしれないけれど、

お笑い芸人に顕著だけれど、

お笑い芸人がMBA卒だ、とか、高学歴お笑い芸人だとか、

苦節〇〇年でお笑い一筋、みたいなスタイルも今もあるにはあるが、

主流は前者に移りつつあるように思う。

 

厚切りジェイソンみたいな感じで、お笑いやって、投資の本を売る。

投資の本を売るためにお笑いやったのか、お笑いやるために投資の本を売るのか、

そういうことでもなく、シナジーが効くからであろう。

 

「異色の!」というほど異色でもなくある意味ベタとベタを組み合わせるのだ。