息子とのお勉強話。長くなってしまう。
それにしても自分たちも勉強していたけれど、
息子と同時期にはコルホーズ、ソフホーズ、人民公社などと学んでいたわけだから、
隔世の感がある。アジアの実質の工業国はほぼ日本だけだったので、
中国を含めて各国の工業化の話など出ず、
地理というと純粋に農業の話ばかりだったことに気づかされる。
それはさておき。
ドイツとフランス
中国とインド
タイとフィリピン
あるいは日本と韓国。
地理というと国が多すぎてどこを見ていいかわからなくなる。
歴史でも同じだけれど、有名な2か国の軸をもつと(というか持たないと)
チンプンカンプンのように思う。
ドイツとフランスは一番つまらない(くなりがちな)、民族のところ。
ゲルマン、ラテン、スラブ。何言ってんですか?という。
ネアンデルタール人とかああいうやつですか?という。
germanというだけあって、ドイツ人はゲルマンだろう、フランスとかイタリアはラテン系だと。
ラテン系というと南米の人を思い出すけれど、もともとはラテン語とかローマ文化のラテンだよ、という。
ただまあ、ラテンの人の特徴は時間が守れない、血の気が多い、感情的、それでいて感性は優れているから芸術やブランドを創造したりする。
という学校だと支障がありすぎる説明をする。ゲルマンはその逆で基本キッチリ、論理的、機能的、計画的、という。
中国とインド。あるいはタイとフィリピン。20年前には肩を並べていたのが、その後差がついた。
タイとフィリピンは同じく農業国でありながら、シンプルにタイは日本車の生産など工業化に成功できた。
フィリピンはできなかった。看護師中心に労働力としての適性はあったけれども。