地理を教えていて思ったけれども、基本はアメリカを理解するのがシンプルだと思った。ミシシッピ川がどうのこうの、というよりシンプルに3億4千万の人口と経済力をベースに。
EUがどうして広まったかというと、アメリカに対抗するため、と最近の教科書にはしっかり書いてある。基本的にヨーロッパは1億行く国はないので、よせ集まって同じくらいの規模で競争する、と。同じ感じでまずはアジアの優等生だけでまとまったのがNIESで、その次にASEAN。香港、韓国、シンガポール、台湾というのと、タイ、マレーシア、シンガポール、インドネシア、その他と比べると結構差がある。みたいな話をざらっと息子に。
アメリカ、ロシア、中国のような国は基本的にはEUやNIESのような連携をする必要性は低い。わかりやすく言うと、体が大きくて頭が賢くて、そこそこお金持ちの子に対抗するために、体が小さな子たちはいじめられないように連合する、みたいな話がわかりやすい。
いろいろ書いたけれども人口だとか、ちょっとしたコツがわからないと、地理や社会はひたすらにつまらない、と思う。