業務報告書

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劣化し続ける日常を生きろ、とまでいうかいわないかは難しいらしい。

20代の頃、よく宮台さんの本を読んで考え方なりはかなり影響を受けている。

問題は身の立て方、もっというと生活費の稼ぎ方だったり、である。

ここでいう生活費をベーシックインカムというならコンビニ人間にする。

ただ子供まで欲しい、持ってみたい、と思うと不安があった。

 

今でもそうだけれど、基本的に所帯を持つには経済力を含めたスペックであることは否めない。日本人に限らずどこの国の人もそれで悩んでいる。

 

特に陰キャな自分にマッチする日本人女性やその後に生まれてくる日本人子供を考えるにあまりワクワクしないのであった。

 

そこで「フィリピン投資」ではないが、適齢期に国際結婚をし、フィリピンハーフのラテン系息子が生まれたけれども、正解であったw。寿司食べて、肉食べて、寝てしまえばいい、という。ただ日本にいるとだんだんとネガティブになるようで、外国に逃げる逃げ道を早めに教えてやろう、とは思っている。

 

そもそも的にゴルフさえ、月3万くらいかかる遊びができるんだろうか、と思っていたけれど、やってみると月3万かけない遊び方も当然ながらできるわけで。

 

思うのは宮台さんにしても結婚なんてしないタイプと思いきや、今はお子さんもいて、還暦すぎ。「つまんねえんだよ。」と言っていたけれど、本当にそうだと思う。「あと20年もあるのか」という心の声は「やっぱりそうなんだな」という感じがした。

 

かつて終わりなき日常を生きろ、と言っていた宮台さんだが、その日常は20年間でどんどん劣化していった。当初その日常をテレクラ、ナンパで充実させるというモデルを示したけれど、テレクラもないし、ナンパもやると通報される。鶴見さんはそこをレイブやサプリ、セミナーで人格改造して乗り超える道を示したけれど、そのセミナーそのものが劣化しているという。

 

そういう意味である意味王道的に円高を利用して海外に脱出し、ブックオフで本を読んでいた自分の判断はそこそこよかったようにも思う。