業務報告書

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理性の狡知

西側対非西側で今の状況に似ている、となると

1973年の第4次中東戦争、OAPECがイスラエル支援国には石油売らない、という石油ショックの時の話に似ている。

イスラエルウクライナに、OAPECをロシアにすれば基本図式は同じである。

 

ただまあ、構図は同じでも国連の常任理事国の1つということなので衝撃度が全く違う。それこそいつも西側にいじめられていた国がしれっとロシアを支援することもできなくはない。中国あたりがダイレクトに支援してしまうとそれこそ世界大戦なので、イランだとか北朝鮮に間接的に威嚇させるということもありうるのかな、と。

 

日本がウクライナ支援するなら北朝鮮がミサイル演習増やして、支援をさせない、とか、中国はロシアは支援するなと釘刺されてるけど、前からやってる北朝鮮支援をするだとか。

 

政治的には核で武装どうのこうのといきなりいくんじゃなくて、同じくロシアと不倶戴天的でありながら相互依存度が強く、それでいて西側にも強く出られないドイツあたりが参考にはなるかと思う。東ドイツ出身でかつ女性というポジションで長らく安定的に君臨したメルケルは偉大だったんだな、と思う。フランスはフランスでいつものごとく、自由人というかルペンが今にもトップに立ちそうな勢い。EUと言いながらわがままな国が多い中ドイツは苦労してきたろうな、と思ってしまう。

 

日本の政治家は無能だとか言われ続けているけれど、一方で有能でゼレンスキーのようなある種のカリスマ性のあるリーダーだとしても、客観的には死者をたくさん出していることは確か。

 

理性の狡知だと思うのだけれど、このままではダメになる!ということはなくてある時何故だか突然良くなったり悪くなったり。そういうものなのだと悟るこの頃。