最近はサウナが流行とのこと。
かつてはこの手のブームにのっかるのが苦手だった。
「こっちは昔から好きだったのになんだってにわか野郎に占拠されにゃならんのだ!」
これである。
その際たる例として「にわかワールドカップ野郎(女性も含む)」などは自分などが言わなくても揶揄もされている。
「こちとら30年野球みとるんじゃ!」
このノリがあったわけだが、実は観ているけれど、きちんとトレーニングしていないわけで30年のうちちゃんと観ているのはどれくらいなのだ、という。
コーチングなども10年やっていることもあり、(にわか野郎にゃ負けっこないわ。)といつも思いつつ、結果負けもしない。
ただ苦節何年のおじさん風情を出したらいかん。
常に新しいことにチャレンジし続ける習慣が大事、と思いつつ、実際にドライブさせてくれるのは「にわか野郎」「にわか男」としてあり続けるてらいを捨てることである。
ふとそんなことも思ったのはゴルフを始めて1年経ったからだった。
「にわか野郎」ではあるものの、ショットそのものは苦節の人を凌駕しているときもある。にわか野郎にはにわか時代にしか出ない勢いがある。これはボーナスみたいなもので、勢いにのってきちんとやってしまう。
にわかを過ぎてしまうと慣れと倦怠だけがべっとりと漂い続ける。