サルサはというと最近は行っていない。どうもここ数年でまたまた高齢化が進んでしまい、50前後の人が一番楽しめると思う。楽しめそうで心からつながりあえるパートナーさんがいそうなイベントに絞っている。外国にイベントにまた行くかもしれない。あとは普通に初心者の人がいて、南米料理をたべてお話しする時間があるくらいのまったりイベントくらい。
サルサもゴルフ同様、最初はそこまで好きというわけではなかった。最初に習った先生はたしかに言っていることは正しいのだけれど、どうも心が千々に乱れている。だからどうも説教臭くなる。次に習った先生は紳士的ではあった。ただ自分のハートをあまり開いていない感じがした。
結局サルサが好きだと思ったのははじめて1年半くらい経ってたまたまイベントで出逢った先生が近くでレッスンを持つようになってからだった。
「僕の目指すサルサは単にリード、フォローをするだけではなく、メロディー、リズムをハートで感じ、曲のフィーリングとシンクロしながらドラマティックに心身を爆発、昇天させるものです☆」
金髪ホスト風のチャラさ満載で、「なんだよ昇天て・・・・」と思っていた。
けれどこの紹介文そのものな人なのであった。
サルサで悟るというと全然似つかわしくないようだけれど、きちんと悟ると相手の方が踊りをハートで踊っているのか、身体で踊っているのかはわかるのです。
ハートで踊っていても一人で踊りたいのか、一緒に踊りたいのか、などなど。
「うまくないから、恥ずかしい」という言い方をすることは多かれど、実際はというとハートで繋がって踊れてしまうことを受入れられないことが大半です。
ヘタでも最初から楽しいのがペアダンスだったりしますが、このハートのつながり感を素直に受入れられる人と、にわかには信じられない人がくっきり別れます。
このチャラいサルサ師匠のレッスンもひたすら基礎練習をやります。そしてこれが好きです。「基礎が大事」だとかは説教くさく一言も言わないのに、みんなひたすらにステップの基礎を繰り返します。爆発、昇天のために。
