業務報告書

主にお友達のブログの読者になるためのブログです。

みんなiPhoneが欲しくたっていい。

ちょうど障害だとか、LGBTだとか、あるいは少し拡げて外国人の問題というのもあるのかもしれない。

 

とにかくいろいろなことが昔はちょっと理念的な話だったのが、現実的な話になっている。

 

個人的に言うと、生まれ育ったのが比較的カオスな東京下町だったので、理念先行ではなく体感でノーマライゼーションされているところがある。

 

「もっと関心を持とう!」と言われ、ああ自分は無関心なのだな、と思っていたけれど、実はそうではなく、意識的に関心を持たずとも身体感覚として落とし込まれていたのだ、ということに気づく。

 

「もっと関心を持とう!」「同じ目線に立って!」という場合、その人の周辺には多様な環境がなかったことが多い。

 

「差別心はあっても言葉に出さないのが大人としての振るまい」と滔々と説教されてぴんとこなかったのだけれど、よくよく考えるとそもそも差別心がさほどなかった。

 

その点を踏まえてちょっと別の切り口でうかんだのが、今後遺伝子操作などができるようになったときにどう考えるのか?ということである。

 

「みんなが同じ顔で個性がなかったらつまらない」とはいう。でもスマホiPhoneに収斂されているのと同様に実は顔などの個性は気にしなくてもいい方向に行くと思う。

 

携帯やインターネットでみんながみんな同じになるといいつつ、ファッションなど同じ部分も増えたけれど、そんなにのっぺらぼうでつまらないとも思わない。「特殊な個性」に悩む人を見て「面白い」という理由だけで違っていろ、なんて傲慢なことは言わない。

 

誰だってiPhoneがほしくていい。