みんな専門的であることあられることに実は疲れている、と思う。
少なくとも自分はそうである。
「○○のプロ」「○○の専門」ということでやりとりするのは、まあそうなんだけれど、もうちょっとユーザー寄りでやるには「プロの素人」位の人がいい。
要はプロだとどうしてもくどくなりがちな宿命がある。
「プロとしてはココはふれておきたい、プロとしてはきちんと説明したい。」
これが重い。
学生時代の師匠というか、メンターというか、大学の先生までやっておいて「先生と呼ぶな」という。わかるけど、無理だよ先生。
政治が専門だったけれど、「政治というのはもっと身近なものなんだ。」っていうんだけど、大学の先生は一般人には身近じゃないんだよ。呼び方だけ変えたって余計に「先生の割に」気さくというのが強調されるだけ。
逆に言うと政治に興味を持とうというならほんとーに普通の人を通じてだと思う。
「へー、あんなんみえても興味あるんだ。」
この感じ。
どこかで「きちんとした人」に習うことはするけれど、「自分にあったきちんとした人」を選ぶ過程では身近で適当な人が必要である。