知らぬ間にゴルフ、ロードバイクからのトライアスロンとまで来てしまった。なぜなんだろうか?なぜなんだろうか以前にトライアスロンに申し込んだら時計を持っていないことに気づいた。ガーミンがランナーには有名だけどもそこまでは専門的に買う感じでもなく、そういえばちょうどApple Watchくらいの適当さがいいな、と思いついたのであった。
ロードバイクというのは軽量化して走ることに特化しているので、基本的に不便な乗り物である。籠もないし、スタンドもない。スマホがあればなんとかなりそうでいて、それを取り出すのが案外ロードバイクに乗っている楽しさを台無しにしてしまう。
Apple Watch買う人というのはよほど効率化が好きなんだろうなぁ、くらいに他人事のように思っていたのだけれど、ロードバイクというのはそもそもが効率化し尽くされたOSを内蔵しているため、本人にその気が無くても乗ってるうちに効率化されて行く。
たとえばロードバイク乗っている人のレーサー服。あれも最初はなくてもいい、と思っていたのだけれど、そのうち欲しくなる。
そもそもロードバイクという乗り物自体が徹底的に「なくてもいい」という乗り物なので、一般のなくてもいいが自然と欲しくなる。一方で効率化の哲学、もっというと「工学」の世界を実感する。
たとえば今日買ったdeuterのリュックなど完全にロードバイクで走るために作られたバックパックなので背負っていても背中が蒸れない、だとかあるいは背負っていても重くない、背中が痛くならない、といった工夫がたくさん。
色々勉強したら面白いんだと思う。
一方でゴルフ。もともと野球なので親和性はあるけれど、野球より細やかなスポーツ。あとは距離につけスコアにつけ、スポーツの中では数字のゲーム。タイムを競うトライアスロンほどではないが、球技でここまで数字について基本OS化されているスポーツもないように思う。
基本的にはゴルフの数字感覚ならお手上げにならない程度に考えられるので、自分にはちょうど良いレベル。適度に大人な雰囲気もOS化されているので、その点も学べる。
ロードバイクもゴルフも元はというとなんの効率化の要素も数字の要素もないサルサから来ている。サルサの人がロードバイクやってたり、あるいはゴルフやっているのに影響を受けてやっただけである。似ていないようでいてどこか連続性くらいはあるのかもしれない。
で、源流サルサ枝分かれしてロードバイクとゴルフ、となり、Apple Watchで合流して、それが楽天銀行とか証券に流れる。楽天は緩めの金融、かつゴルフが媒介となり大人でありつつ数字やお金に繋がる、と。
やっぱり感性や体で習熟するタイプなのだとつくづく実感する。