田口ランディさんがブームだった折、書店で「できればむかつかずに暮らしたい」だとか、「生きてたくないけど死ぬのは怖い」的なタイトルが並んでいるのを目にしてそれを覚えている。かれこれ10年以上前になる。
今もなんとなくベースの所はソレ。
いわゆるウツというわけではないけれど、なにも出来ずにただブログを書きまくる事くらいしか出来ない（今じゃないか・・・・）みたいなことがたまにある。20くらいの頃からか。そういうこともあって、パソコンを手にしてから20年くらいHPから始まってブログはずっと書いてしまっている。はてなブログを書いているとシンプルなたたずまいは「さるさる日記」を書いていた頃を思い出す。
何度も書いているが、放っておくとまともなひとなら誰しもウツになってしまうような状況にあると思う。
逆に言えば、いわゆるところの夢でも叶えてないとウツになるような社会構造が出来てしまっている。
その構造を本で勉強していても自分がなんで気分が晴れないのだろう？という原因がわかるだけで具体的な対策にはなっていない。
対策と言えば「ひととのつながり」という公式はわかる。問題は何を通じてどうつながるか、ということ。
何を通じての「何」はたいしたモノでなくてよい。むしろたいしたモノにしようと考え込んでしまうからどんどん悶々としてしまう。
とりあえず何か食べないと、と同じで食品添加物がたくさんだろうがなんだろうが、食べなきゃ、と同様にひととのつながりも拒食にならないようにそこそこ適度な遊びでも勉強でもよいのでそれを通じてつながっておく。
「別にそんなことやったって・・・・」と思ってしまいがちだけれど、そんなこととバカにしているとにっちもさっちも行かず、山月記状態になってしまう。
