業務報告書

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底辺リアリズム

最近はバイトじゃ不安定で結婚できない、みたいな話をする。

確かにそうだけれど、ある意味逆というか、結婚までいかずとも

一緒にいたらしっかりして、仕事もするようになって結婚する、

という理屈のような気がする。


理想論といえば理想論だろうけれど、そんなもんじゃないだろうか。

その他中学の時の同級生とそのまま結婚しただとか、自分がその当時は

そんなのファンタジー、と思っていたようなシチュエーションの人も普通にいる。


あるいは婚活もスペック主義ばかりがいるかというとそうでもなく、

婚活というきっかけでうまくいくような人たちもいるだろうと思う。


商業主義的な恋愛ドラマや恋愛本というのは普通にうまくいかせずに、

「話として面白いか」「売れるか?」という視点なので今にして振り返るに実用性はさほどないように思う。

シンプルにやるのが一番うまくいったりする、というか。


一方でスペック主義と底辺リアリズム主義がうまくいったりもすると思う。

スペック主義の嫌味くささを底辺リアリズム主義者は気にしない、というか

理解ができないから、である。


そういう意味では「罪と罰」なのはハイスペック主義なのに

底辺になってしまったラスコーリニコフとんなもん気にしないソーニャの物語といえるように思う。