街コンやマッチングアプリ。
ここ10年、とまではいわないけれど、10年弱で急速にメジャーな、もはや社会的インフラの一部、となったといえると思う。
昔々は「合コン」が主流で、その当時は「合コンでの出会いってありですか?」みたいな議論があった。そのもっと前は「携帯電話でつながっている関係なんて本当の人間関係じゃない」議論もあった。
「電話番号教えて」なんてやるのはコント赤信号の渡辺正行みたいな人という価値観だった。
かつての恋愛至上主義も終わって、三角関係がどうのこうのとか、101回もプロポーズするだとか、コスパ悪くねえか?みたいなことが普通にわかってしまった。
適齢期の婚期を逃すことは、新卒採用を逃すことと同様の意味を持つようになってきたように思う。
街コンなどでもコミュニケーション能力やリーダーシップや積極性、をちょっと違った意味で発揮してしまうケースが結構ある。これは就職の際の集団面接なんかも同じだけれど。
春になると街コンとか楽しそうだな、と思う。
ネットなどでみると、面白おかしくサイテーだったエピソード、みたいなのばかりが集まるけれど、普通に参加して、普通にやり取りして、普通にやってれば、あたりまえだけど、結果も普通、なんだと思うのだよね。