日曜日の夜。
休みが名残惜しくてダラダラとよしなしごとをしてしまうときに、夜の徘徊はとてもいいと気づく。
前向きな気持ちでなくていいのがよい。
「ダラダラするぞ~。」と人気や車通りも少ないところを徘徊する。
暗いと距離感もわからず、結果10キロ近く歩いている。でも夜なので疲れない。水分補給もさほど必要ない。
こんなとこにも人が住んでるんだなぁ、と思いつつ歩くとコンビニが出てくる。
(たしかにこんな人通りが少ないのに24時間毎日店を開けるというのはつらいよなぁ。)などと思いつつ。
夜の徘徊っぽいエッセンスとしては、「夜の100円ローソン」である。
100円ローソン、なんとも味わいがある。
実をいうと100円ショップのコンビニ版ともいえる。
・少し味の落ちる柿ピーや何の味もないクラッカーを買って暗闇で歩きながら食べる。
・名もない駅の名もない書店の隅っこの本を立ち読みする。
・名もないビジネスホテルに名もないコンビニで買ったつまみをちょこちょこ食べる。
徘徊というのは夜の受験勉強しながらのラジオみたいな楽しみなのだと思うのだよね。個人的にはあまり経験がないけれど。