去年のお盆。とても暑い日だったが、家族でゴルフ練習場に行こうと思い立った。
向かった先は田無にある24時間やってる有名なゴルフ練習場。
一度行ってみようと思いつつ、交通の便がさほどよくなく行く機会がなかった。
交通の便は電車だけでなく、道そのものも悪かった。くねくね遠回りをしてしまい、暑い中自転車で数時間も走ってしまった。
お盆にこどもをゴルフ練習場などに連れて行ってどうするんだ?という気もしたが、ついてみるとなぜか子供向けのお楽しみゴルフイベント的なものをやっていた。的に向かっておもちゃのゴルフクラブでボールを打って景品がもらえる、というような。
そもそもそういうイベントを打つこと自体なんとなく牧歌的なのだが、もっと牧歌的なことに参加者がいなかった。
そんななかこれ幸いばかり担当の人が思ったようだった。
景品はジュースに駄菓子が詰め合わせてあって、素朴な景品だった。
その間ママは無料体験レッスンを楽しんでいた。
ほんとうにここのゴルフ練習場は牧歌的で古き良き感覚がいきている。大半のゴルフ練習場は「昔はよかった」感満載で、今に生きていない感じがすることも多いけれど、ここの練習場は違った。
レッスンプロも数人いたし、なによりスタッフも多い。
帰りには、これまた素朴な感じのボウリング場兼バッティングセンターがあり、そこでは素朴な感じの若い従業員がアルバイトという感じでなく正社員だろうなという感じで制服をきて働いていた。
田無といい、この久米川といい西武線沿線なのだけれど、この昔ながら感は好き嫌いはあれど、個人的には休みに遊びに行く場所、としては好きである。
つづく。