ひさびさに図書館に本を借りに行った。
目当ての本がいかほどのものかという。読んでみると図書館で借りてよかったな、と思う。返すということをしなくないタイプの本は買いでもすると絶対に捨てられなくなってしまう。
ゴルフ本なども気を抜くとすぐに増えてしまう。図書館で読むことにする。
どうしてこんなに読まなくてはいけないかというと、英語なんかもそうだけれど、よくわからないからである。
ある人はアームローテーションをしろというし、ある人はシャットの方がいいという。
それは野球も同じだった。高く構えるのがいい、低く構えるのがいい、などなど。
言われたことをやるのに文脈を補わないといけない。
習っているプロが「右足中心にスイングをして」というのもなかなかうまく出来なかったけれど逆説的に左サイドで踏ん張るようになって右足中心でスイングできるようになった。
英会話でも野球でもこの手のことができるかどうかで上達できるかどうかが実は決まってくる。
ゴルフ本というのは読み捨てというのか、本で言うと初版しか刷らないような印象。流行の「○○打法」といってもベースとなるところがあって理解しないと結構極端な感じになっていく。そのためには昔の流行も知ってある程度のトレンドがわからないとなんのこっちゃという感じになる。
ココは昔っから言われてんだね~、というところとそうでないところの見極めができないと、という感じがする。
ゴルフはおじさんのスポーツだからおじさんの多い図書館にはゴルフ雑誌のリクエストも多いのか、たくさんあって居心地もよい。
個人的には坂田さんの「6番アイアンの教え」が面白かった。
宮里藍ちゃんのお父さんもそうだけど、ひたすらアイアンで基礎を作れと。
この下の世代となると教え方はなるほど、と思うことはあっても特に桑田の弟さんなどは大分打ち方は参考にさせてもらっているけれど、毒舌過ぎてどうも苦手だ。
「簡単ですよ、フフ」
みたいな感じで教えるパターンが多い。40過ぎてこのパターンで教わるのはちょっと。
坂田さんも昔ながらのゲンコツおじさんで、自分の求める名伯楽かまではわからない。
基本的にゴルフがおじさんぽいと言われるのは、ギトギトのおじさんに受けるようなレッスンプロの影響もあるきがする。