業務報告書

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溜飲を下げる本。

元も子もない自己啓発本を書くと考えて、数日。

 

決めると降っては来る。

 

基本的に、「そんなの意味がない。」と言われてしまうようなことをかちっとやってしまうと結果が出てしまうというストーリーである。

 

念頭にあるのはおぎやはぎ

 

正直言うと以前はおぎやはぎってなにが面白いんだろう?と思っていた。

 

(これは「よいこ」あたりにも感じていたけれど)

 

おぎいわく「毎年最低限こんだけはやっとこうねっていう目標を決めてそれができなかったら芸能界をやめることにしている」とのこと。

 

何となくいいなと思った。

 

「やるかやらないかで迷ったらつらい方へいく!」というといかにも自己啓発的である。

 

でももう少しゆるく

「やってもやらなくても同じ、なら悶々としないためにとりあえず済ませてしまう」とする。

 

たとえば人生の岐路に迷う、ではなく簿記3級とかFP3級くらいの資格を受けようかな、受けまいかな、位の時。

 

「やるかやらないかで迷ったらつらい方へいく!」ではデカいので「やってもやらなくても同じ、なら悶々としないためにとりあえず済ませてしまう」。

 

「人生は決断の連続だ!」ってそうだけど、大半は「やめようかな、どうしよっかな。でも行っとくか。」とか「やめよっかな、どうしよっかな。でもフェードアウトは後で気持ち悪いからきちんとキャンセルしとこ。」とか。

 

あこがれの人になりたい!なんていう人はそうそういない代わりに「う~んちょっとイラッとする」位の人の方が多いわけで、「ちょっとイラッとしてるありのままの気持ちを認めて、ああならないように気をつけよ。」くらいにちまちまとやっていく。

 

波瀾万丈にした方が演出的にいいので「やるかやらないかの分岐点」とか「決断」みたいな話ばかりになりがち。そういう風にしなくても気づいたら比較的大きな夢を実現していた、という人が増えた方がトータルよいと思っている。

 

「普通の人が普通にうまくいく方法。」である。

 

細かいことを丁寧にやる、だとか日常の心がけが大事、みたいな雑な描写もしない。

 

誰かにソレ、言ってもらいたかったという溜飲を下げてもらう本。

 

もともとは「あんなやつ」のいう「そんなうっすいこと」すらやれてないとしたらそれはそれでみっともない。それくらいやろう、と思ったのがきっかけではある。