「子供をどんな子供に育てたいか?」という命題はあるものの、そもそも子供がどんな子供なのかをみないことにはわからない。
ともするとこの「子供をどんな子供に育てたいか?」は
「子供を自分のなりたかった自分に育てたい」
になりがちだからである。
みていると舎弟タイプで、誰かにひっついてるのが好きな様子。
「傷だらけの天使」のアキラのように「アニキ~」とやっているのが好きなタイプ。
そういえば最初の将来の夢は「警察官」だった。幼なじみのヒロが警察官になりたいからだった。
でも、主体性を発揮して考え直した結果「泥棒を捕まえるのは危ない」からと「消防士」にした。でも「消防士は火事で危ない」から、と今はなりたいものはない。
野球をやりたいと言っているけれど、これは「フクモト」と遊びたいからだという。
考えると言うよりは言われたとおりにインプットして1番になるというタイプとしては秀才タイプなのだろう。自分はインプットが苦手でいきなり思いついてしまったり、はじめてのことでも好奇心だけでぶっ込めてしまう天才やチャレンジャータイプだったので、このノリを押しつけてしまってはいかんのである。
基本的に日本の教育にものすごく過剰適応している印象も受ける。相変わらずな日本だなと思うが、学校の中のプログラムで留学でもするとよいのではないだろうかと思っている。