生きていたっていいことはない、なんてネガティブなことを書きつつも、一方で「安泰」みたいなものも雰囲気的にわかるもの。
コンプレックスを持たない程度のポジションを築く。これが安泰である。
「うんうん、そんなこともあったねぇ、まあ君らも頑張ればうまくできるよ。」と見下ろす。これが安泰。
怒られているうちが華、なんて言われるけど、なんだか偉くなって怒られなくなってうれしい。これが安泰。
でも本当にそれでいいのだろうか？
よい。
で、安泰の作り方というとたとえばTOEICだと850くらい取っておくとコスパよく安泰。900や990ならなおのこと安泰で、英語力があろうとなかろうと、実はわかりにくい英語だろうと魔術のように文句が言えない。でも900や990となると時間がやたらかかる。
ただ怖いのが裸の王様というか、変な英語だったり人格も変なのに勘違いの共依存が始まる。最近もそんなおじさんに遭遇した。みんなが気持ち悪がっているのに気づかずにコミュニティから去ることになった。元は悪い人にみえなかったけれど、安泰の副作用だろうか。
基本的に英語とか勉強分野というのはボロい分野だと思う。それでいうならば宗教の教祖みたいなのが一番安泰。
道端で宗教の勧誘している人や北朝鮮の喜び組もなかなかの美女である。そんな人らが子犬のごとく従順なのだから素敵ではないか。
女性でもイケメンや知的な紳士がいたれりつくせりならば夢のようなはずである。恥ずかしくて正面切っていわないだけで。
これが人間だから抵抗があるだけで、カワイイ子犬や子猫なら素直にみとめられるはず。基本的な感性としては教祖である。ペットとて猫屋敷、犬屋敷をかんがえれば地上の楽園は容易に堕落するのだ。
「キモチワルイ」という人もいるけれど、それは傍から見ていたらメリットがないからなのだよね。
安泰と幸せの違いは傍から見たときの違い。
安泰はみているものを観ている人を気持ち悪くさせ、幸せは観ている人まで幸せにする。
ただ逆説的に「キモチワルイ」はずの安泰をてらいもなく目指せる人が幸せになれ、幸せを目指す人は他人の視線ばかり気にしているから幸せどころか安泰にすらなれない。
贅沢なことは言わない。自分は裸の王様の安泰さえあればいい。
なんとなく教祖をめざすという話になった。
自分はというと教祖のキモチワルサも自覚している素晴らしい教祖になれると思う。
信者になってくれませんか？
