仕組み化と習慣化のお話。
ビジネスのみならず、自己啓発レベルでも語られるようになったお話である。
仕組み化というのは大きくいえば組織化や組織構造的なハード面の話で、習慣化というのは組織文化といったソフト面のお話である。
結論から言うと、仕組み化ではなく、仕組みそのものを持つ、という方が現実的だし実践的である。自分で仕組みを作るのは大変だからである。
そういう意味では「スクールに通う」というのは「仕組みを買っている」ということになる。
ただ「仕組みを買う」といっても「そもそもそのコストが大変だから習慣化なんだろう?」ということもある。
となると仕組みを買うにしてもコストを下げていく必要がある。
たとえば「皇居ラン」などというのはランステを含めて、半分仕組み化されている社会的インフラといってよい。その他多くのマラソンイベントもそうである。
「毎日走る」などという習慣は作れそうにもないが、毎年青梅マラソンに出場するならできそうである。
あるいはゴルフ。ゴルフもゴルフサークルに入ったのと、ゴルフ仲間、家族もゴルフやっているということで「行くところないからゴルフでもいくか~」と続く。
プールは自分の行動ルートに乗っているので続いている。
お仕事面でも好みの交流会をいくつか持っていて、そこに通ってお仕事につなげたり。
緩いコミュニティを持つくらいが一番続けやすい習慣であり、緩いコミュニティは仕組みを提供してくれている。