宿題を喫茶店でやる。
自分には経験がないけれど、夏の夜飲んでルノアールに入ると小学生くらいの女の子が夏休みの宿題をやっていた。
やっぱり家でやってない子がいきなり同じ場所で宿題を前にしても動かない気持ちはよくわかる。
少し気持ちを切り替えて、という意味で喫茶店へ行き、終わったらケーキを食べていい、というのは風情がある。
勉強そのものは正直いって作業なので誰かに変わってもらうとして、大事なのは四方山話というか、勉強のやり方だとか、何が面白いのか、という話である。
読書感想文の書き方だとか、英語の発音だとか。
書き方そのものとか発音そのものは作業なので誰かに任せておき、なんでそれが必要なのか?といった会話をする。
なんとなく朝にベローチェに行き、モーニングとともに宿題を考える。
カフェが一番混むのはお昼の後夕方前まで。
朝がよい。
しかしここのベローチェ、シャノアールから数えて53年もあったらしい。切ないな。