よくいう「ありのままの自分を認める」
基本的にこれは数学の公式のようなものであって、公式だけ唱えていてもかえって制約にすらなる、と思っているものです。
「感謝が大事」なんかも同じ。確かに感謝が大事で、「ありがとう」と唱えるのも効果があるのも知ってはいます。ただ「感謝が大事」も公式。
で、この二つの公式を自分に当てはめて展開したのがタイトルとなります。
子供の頃から何不自由なく暮らして来た(ことになっている)自分は感謝しなきゃいけない人生を送って来ました。それでいて親の価値観にどっぷり浸かるでもなく、一方で賢く利口なところもきちんとあります。
ただあまり幸せ感とか自己充足感はあるといえばあるしないといえばない。
悩むことだってあるといえばあるけれど取り立てていうほどの悩みではない。
ただ取り立てていうほどの悩みではない、という基準は世間一般からして、です。
「そんなに悩むことないじゃない。もっと悩んでいる人だっているよ。」
悩み出したらキリがない、とは言われますが、キリはちゃんとあります。
「幸せになるには自分を好きになる、大切にする」
この公式もとても大事です。ただ自分にきちんと当てはめて解いていくとなるとそれはそれなりにエネルギーや時間もかかります。
「行動することが大事」これも大事な公式です。他の公式を自分に当てはめてみて考えたり動くことがここでいう行動だと考えています。
そういうコーチやらカウンセラーはさも整然とした行動をとっているのと思いきや、実際にはとっても矛盾してたり、あるいはカオスだったりします。
それを最初から自己開示できるか、できないか。
どちらもリスクはありますが、認識しているレベル、受け入れているレベル、開示できるレベルのどこにあるかくらいは把握しておきたいものです。