ゴルフに行く往復やらなんやらで
島田雅彦さんの「パンとサーカス」をオーディブルで聴いていた。
18時間くらいの長丁場なので手を出すか逡巡していたくらいなのだが、
結局残り5時間を切るところまで来た。
移動時間、風呂、眠る直前。ずっと聴いているとそれくらいは聴ける。
雅彦本は「時々慈父になる」「君が異端だったころ」に続いて3冊目となる。
村上春樹のノルウェーの森とピンボールを読んだ以外、著名な小説というのを読んだことがない。
小説を読みなれていないので、なんとなくでしかわからないが、村上春樹も似たようなキャラクターが繰り返し出てくる。
羊とか。なんとなく雅彦本もにたようなキャラクター、似たようなモチーフのキャラクターが出てきて舞台が変わる、という。
ちょうど半沢直樹の池井戸潤さんの感じと同じなのかもしれない。
陰謀論といわゆる史実の違いが素人にはわからないが、
雅彦本は一応小説家の書いた政治観という意味では1つの基準ではある。