ふと思い出すのは駿台予備校のことである。
大学受験で単発の世界史の講座をとってみた。
妹は高2の時だかに通常クラスで化学を取っていたりしていたと思う。
その経験から思うのだけれど。
いわゆる予備校的な「講義」聞いてても解けるようにはならない。
それがいくら素晴らしい講義であっても。本を読むだけではつかめないようなエッセンスがつかめることは確かにあるのだけれど、あくまで講義は「おやつ」みたいなもので。
有名な人の講義というのは「聞いたことがある」という自信というか、ああそんな感じか、くらいのもの。
すごいコーチのアドバイスでいきなり打てるようになった、系の話はそれまでに悶々と悩んで無駄な時間を過ごしていることが前提。
そういう意味ではゴルフになってしまうけれど、チーム芹澤風のスタイルが一番好きである。チーム芹澤門下の藤田プロも好きだが、四の五の言わずに藤田マットで練習してね。でももう練習ばかりじゃなくて、聞いてくれればオーソドックスなアドバイスするよ、という。