ゴルフの場合「基準」というのがとても大事なスポーツだと改めて思うのです。
ちょっとした自己啓発とかコーチングなどで「基準の重要性」など出てきますが、日常生活ではあえて基準を意識しなくても生きてはいけます。
「得意なクラブを作ろう」と言われて「どれも苦手だ」と思っていましたが、今にして思うと、得意とまでいかずとも「基準となるクラブを意識しよう」でよかった。
アイアンなら6番とか9番とかいう人もいるけれど、7番。
アプローチは最初は56度。言わずもがなでパター。
ウッド、UTあたりはそもそも区別もつかない。最初のうちはこんな基準でいい。
そもそも基準として7アイアンが140ヤードも打てない、という「基準」。
こんな基準でも意識するだけで全然違うわけで、女性でどこいくかわからないと思っている人に「7番だと40から60ヤードくらい飛んでますよ」というだけで落ち着く。
そもそも最初の頃自分の持っていた基準は「距離を飛ばせるか」。
100ヤードきちんと打てる自信がないから7番などもってまぐれで当たってオーバーして喜ぶ、という初心者あるある状態だったのを思い出します。
とはいえ、「スイングをきれいにしたい」「ダフリたくない」「芯に当てたい」という基準もクリアしたうえで「100ヤード以内の精度を上げる」に行くのかな、と。
どんなスイングでもいいから100ヤードなら基本はアプローチかピッチング、
150なら7鉄か5UT、アプローチはとりあえず乗せて、2パットで、くらいの基準。
こういうシンプルな基準があると、大海原に投げ出されても、あそこまで行けばおぼれずにすむ、というよりどころができる。
たくさんはいらなくて、本当にシンプルに。