思えばゴルフも去年の今頃にスクールに加入して1年続いてしまった。ちょうど明日が5回目のラウンドである。昨日受けたレッスンが37回目。月平均で3回レッスンに行き、1回はラウンドしている、ということだ。わかりやすすぎる。
ここのレッスンは室内でシュミレーターゴルフ。ときたま屋外の練習場でも練習しに行く、そんな感じのきわめてよくいる40代のおじさん。
習い始めの去年は3ヶ月アイアン、3ヶ月ドライバー、3ヶ月外で打って、最近の3ヶ月はアプローチばかりやっている。
「パターとアプローチにはスイングのエッセンスが入っている!」
それはそうだとしても、ひととおり曲がろうとたまには200ヤード前後のドライバーが打てて、7番アイアンで130とか40とかが打てて、くらいは欲しいところ。「曲がりなりにも」というのはゴルフだけに余計に思う。
そもそも手元が浮くだとか、前傾がどうのこうのだとか、8時4時のスイングだとか、そういうのに一通りなれるだけでも1年くらいかかる。
詰めてやれば1年もかからないだろうけれど、どうせできるようになるので三年寝太郎気分でやればよい。
昨日はというと30分ひたすらアプローチをやっていた。レッスンが30分とか60分なのでそうだったけれど、本当は1日中やっていても大丈夫だと思う。レッスン終わりでパターをちょこちょこやるのだけど2メートルくらいのをこれまた同じ所からずっとやっている。
練習をする、という意識ではなくて悟りなのである。練習をしてうまくなろう、という心ではなく、本来あるべき動きをすればあるべきところにボールが行くだけなのである。アプローチやパターなどは写経に近いものである。
毒々しいゴルフウェアでひたすら悟りの道に沿って練習をする。それがゴルフが続いてしまった理由だと思う。