業務報告書

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バッティングセンターと映画館その5

話は錯綜し、どんな感じだ?と思いつつ、はたまた思い出したのが「整形」である。

整形すると危ないだとか、親にもらった身体にどうのこうの、というアレです。

正直言ってかなり整形丸出しであっても、なぜかモテるよね?というのが私の率直な感想です。

ここで節操のない私は「ねぇ、その顔どこでやったの?」とダイレクトに聞きたい失礼さ、節操のなさなのです。
「誰みたいにしてってたのめばいいの?」という。

こんだけ人には聞いておいて、他人には全く教えないタイプの人というのもいますけれど、私は違うのです。
ワタスのいういい悪いはガチで忌憚がないのです。

節操がないと言うより忌憚がない、もう一歩突っ込んで屈託がない。

これまたDNAの解析がすすんでくると、10年内には3Dプリンタのごとく、加工ではなく設計の段階からいじってしまうことになるのだろうな。

そんなこんなでいろいろ書いてきてバッティングセンターである。

結構体格もよい男の子がお父さんお母さんと一緒にやってきた。

ユニフォーム姿だったから試合が終わってそのまま一緒に来たのだろう。

お父さんもお母さんもいい人そうで、男の子も良さそうな子供。

だが、絶望的に下手で、いくら頑張ってもそのままやっていたら下手になる練習をしているだけだった。

「がんばってたらきっと上手になるからね。」

そんな声が聞こえてきそうだった。男の子も一生懸命期待に応えようと頑張っている。

いろいろな意味で泣いてしまいそうだった。

もっと泣いてしまいそうなことに、となりでやせっぽっちでちんちくりんの息子がアホみたいな打ち方でパッカンスッカン打ってしまうことだった。

粋がってるのとは違うけれど、これはこれでなんとかならないものか、とバッティングセンターの片隅で思うのであった。