中学生くらいになると「本を読んで国語力をあげる」みたいな話になる。
ただまあ、だれか言ってやれよ、という話なのだけれど、
じゃあ国語力ってなんのためにあげるのよ?という話。
人間力、みたいなわかりにくい力の方が大事だと思っている。
ただまあ学力がなければ人間力あるのか、というと関係ない話で
学力と人間力は必ずしもリンクしない、ということだけである。
戻って本の話である。学校でいわれる本のリストにはぎりぎり「チーズはどこへ消えた?」
くらいまでは入っても7つの習慣、バビロンの大富豪、金持ち父さん貧乏父さんあたりは微妙に入らなくなるのではないか。
シークレット、ユダヤ人大富豪の教えなんかも。
「君たちはどう生きるか(オリジナル版)」「7つの習慣ティーンズ版」「仕事は楽しいかね?」あたりを読んで、
楽しい、といっているので、そういう読書をベースにしていけばいいと思う。
太宰治とかいわゆるああいう本を読んで、「よくわかんない」という読書体験は、
他者を知る、という意味ではいいのかもしれないけれど、自分のメインができていない時点で
人間のクズを受け入れる度量をつける学びをする、ことはしなくてもいいのかと。