辛酸ナメ子さん。あの毒が好きである。
ただカウンターカルチャーの悲しいところは「実用性」はないところであるw
だからカウンターカルチャーではあるのだが。
ポパイだとかホットドッグ、なんかが流行ったころは「マニュアル主義」と批判されたものだけれど、
結果的には「マニュアル主義」は極限まで浸透した。そして中には実用性に優れているものも多い。
「中谷彰宏の本なんて本じゃねえ!」と叫んでいたのが、実用書としての「面接の達人」読んで就職できちゃった、
みたいなものである。同じ系統のワタミ社長のように「手帳に日付」を入れて夢を実現していってしまうww
マツコさんやナメ子さんは構造的にハッピーエンドで終わらないオチである。それが収益性の源泉でもあるから。
一方で読者としては当たり前だけれど、ミニマツコ、ミニナメ子やっても収益は生まれないww
マツコやナメ子はどちらかといえば「ビジョンボードに書くと叶う、というのでやってみました」といい、
「逆になんかとんでもないことが起っちゃった」となる。
マツコのビジョンボードに「食べちゃいたい男性アイドル」がべたべた貼ってあって、それが叶っちゃった、
となると視聴者はドン引きしかしないわけだw
ただマツコファン、ナメ子ファンには別に支持基盤、はあったとしても人間関係が変わるだけである。
ドン引きされようが、どんどん成果が出るなら実用性を追求すればいい。
ここらへんの「白でも黒でもネズミをたくさんとるのがいい猫」という共産主義といいながらまったく共産主義ではない中国的現実主義で生きている。
ここも同じで中国は大国だから横暴と批判されるのであって、わたくしごときが個人的に矛盾しようとなんら横暴にもならないw