業務報告書

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野球とゴルフのシナジー

子供と野球の話をするときもだいぶゴルフっぽい話になっているように思う。

 

たとえば初球、2球目、3球目(追い込んだ後)の意味を野球脳としてインストールさせる。

 

初球というのは打者も待っていることも多いので基本は低めでストライクを取っていく。

2球目は初球によって決める。初球ストライクを取れたのであれば、2球目で打たせるような誘い球を投げることもある。

初球ボールであれば、ファールでもいいので、ストライクを取る、ということに注力する。

3球目(追い込んだ後)は相手は追い込まれているのだから、勝負球、あるいは若干ボール気味で打ち取ることを中心のボールを投げる。

 

野球はゴルフと違って球数を少なくすればよい、というスポーツではない。

しかし、各打者からアウトをとる、ということをカップインと見立てるのであればかなりの類似性がある。

 

たとえば打つ気満々の足の速そうな先頭打者、などというのは

難易度の高めのパー3くらいのイメージである。

長打はないので粘られないように早めに勝負をかける。

 

たとえば強打者系であれば勝負を急ぎすぎると長打があるので、

パー5になっていいので、丁寧に。

 

ゴルフと違うのは球数が多くなっても打ち取ること(カップイン)ができればいい、

というところだが、

1球目、2球目、3球目の意味付けという観点は野球にないわけではないが、

ゴルフの方が強い。

 

1打目というのは2打目の打ちやすい場所に運ぶ目的が、

2打目というのはグリーンに乗せる目的が

3打目というのは3パットしない場所に寄せるという目的が、

4打目は確実にカップインさせるという目的が

ベースとしてはあると思う。

 

初球や1打目の目的が達せられない場合は、2球目、2打目でそれを補いつつ、次へとつなげる。

 

野球とゴルフの比較論というのを正面切ってやった本などあまり見たことがないが、面白いと思う。