業務報告書

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資格コレクターの末路

90年代は不況で資格ブームだったこともあり、いろいろ勉強する人が多かった。

 

それがそのうち「資格コレクター」などと揶揄されるようになるのだけれど。

 

個人的にはシスアド(現ITパスポート)だったり、FP資格だったり、簿記だったり、TOEICだったり、法律系だったりまんべんなく15年くらい前にとっていた。忘れてた、というかメインで役立っているけれど、キャリアカウンセリングの資格などの実技系も。

 

で、取ったばかりの頃は「問題集といてたらできちゃった」だけで資格コレクターだなぁ、とも思っていたのだけれど、10年くらい経つと自然と内容が身についているのだよね。

 

経済学あたりは「こんなの理屈ばかりで実際には役立たない」なんて思っていたけれど、この10年あたりはまさかのデフレからのインフレで経済学的知識が思わぬ形で現実化。

 

経済指標なども社会主義的な日本よりも母数もそれなりにあって、経済化されているアメリカをベースにみれば理論と現実の乖離も少ないのだなぁ、と。

 

政治なんかにしても日本だと「誰がやってもおんなじ」などという感じだったけれど、それこそアメリカあたりだと大統領が変われば一気にあおりをくったりいい目にあったり。

 

そもそも「資格コレクター」というのがある意味で極めて日本的な存在だったのかもしれない。