業務報告書

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地獄の沙汰も芸次第

案外格差が出るのは学力のほかに親の文化的素養の部分のような気がしてしまう。

具体的にいえば趣味、である。


英会話、音楽、ゴルフ、旅行、釣り、などなど。お菓子作りなどの料理あたりも入るかもしれない。


「ついでに」のような部分である。

小さなときに少し触れてしまえばその気にならなくとも

「なんとなく」できるし、ふとやりたくもなるものだ。


自分の場合は親が何もできないタイプだったので苦労した記憶がある。

野球は危ないからやるな、というし、勉強はしろというが、それを生かす場もなかった。

明治時代のような後進型というかw


昔は貧しかった、というが母方の祖父は歯医者だったので、叔父は考え方が違うのだった。

大学時代は遊び惚けて、GS風にベースやったり、歯医者になってからはゴルフをしていたり。


高校や大学受験についても「歯医者だったら入ってからが勝負だから、日大の付属に入りなよ」

という。偏差値至上主義の教育しか受けていなかったので、新鮮な考え方だった。


母も歯医者の娘でありながら、何不自由なく、なにも考えず生きてきたので

親面するわりにアドバイスは空虚だった。


「お百姓さんが苦労して作ったんだからこめつぶ1つ残さず食べろ」

って大嫌いな言葉でして、

エクセルで作ればいい表を、「手書きで一生懸命わざわざ書いたんだから

残さず読め」というのと同じに感じるwww

しかも「そうやって手書きで頑張って書いているんだから一緒にやろうよ」

ってぜってーやらねーよ、とww

手作りをあえて楽しむ、みたいな趣旨ならいいんだろうけども。

「お百姓さんが苦労して作ったんだからこめつぶ1つ残さず食べろ」

は実は苦労をあえて固定化するための士農工商プロパガンダのようにも思う。


まあそれはさておき、刻苦勉学して立身出世ではなく、実は世渡りというか

芸で身を立てると思う。貧乏であろうとなかろうと、話が面白いとか、芸ができれば

生き延びたり。地獄の沙汰も芸次第。そのように思うのである。