スターリン本を読んでいると学ぶところが多い。
リーダーシップ、というのはポジティブな資質のように見えて、裏からみれば潰し合いでもある。
たとえば上司にしたいで上位だった故星野監督は、中日時代は矢沢選手を嫌い、「アイツと飲むなら面倒をみない」的に子分たちに迫っていた。この手のことは矢沢だけでなく、他にもたくさんやっていたはずである。
そこは原監督も同じで、有能なコーチを競わせ、時に排除し、自分のポジションを保つ。石井コーチは有能であったが、代わりにデーブをすえた。
デーブあたりも原監督の資質はよく知っているからかつて中西太が巨人コーチをしたのと同じ役割をするだろう。
大企業なり大きな組織を動かしたり、あるいはそこで役得を得るには色々な立ち振る舞いが必要だということ。
色々大変、というけども、まあ大変だと思う。