売上高経常利益率の好きなおTAC。
「長期借入金による設備投資をし、借入金の利子負担と設備投資額にみあった十分な売上を確保できていない。(48文字)」
な回答が好きである。
大体が十分な収益性が確保できていないのを、借入金で設備投資して一発逆転狙うので、回答のような状況にはなりがち、ではある。
1つでいっちゃうならやんわりこれでいいけれど、
これに重ねて
有形固定資産回転率と負債比率が悪い、といっても
同じことを言ってるだけになってしまいがち。
問題がたくさんありすぎて、
「1社に売上依存しているため、売上サイトがながく売上債権回転率が悪い。」
「利益留保が少ないにも関わらず、配当金の支出が多く、自己資本比率が低い」
みたいな状況なら収益性で売上高経常利益率をあげる必要は出てくるのかもしれない。
「普通に収益性が低いのを借入金に依存して設備投資して収益性改善狙っちゃってる」あるあるパターンは
収益性は売上高総利益率、効率性は有形固定資産か棚、安全性は負債比率で指摘して終わり、という処理が一番多いのだと思う。