業務報告書

主にお友達のブログの読者になるためのブログです。

事例Ⅳ以前に。

R6事例Ⅳは食品加工もやってる飲食業のお話。

ザ・コロナという感じの事例。こんなとこあったわぁ、という。

カリコリ問題を解く、というよりは、まずは寄り添うところから。


よくある居酒屋さんが仕入れ先として自社の食品加工業者持ってるか持ってないかは別として、

基本セントラルキッチンでそこそこ作っておいて現場で処理する(のが一般だろう。)。


コロナで店舗の収益源した分をテイクアウト系でフォローする、みたいなストーリー。

それに加えて、新規事業として、販路拡大という課題を冷凍食品をトリガーに解決しちゃいましょう、

という。


唐揚げというのがなんともツボである。事例上は冷凍は新規ということになっているけれど、

基本的にはもともと冷凍なんじゃね?感はあるのだけれど、それはさておき。


加工食品の冷凍食品化なんて簡単にできちゃうんじゃないの?と思いがちだけれど、

さすがにそうじゃないんだろうとwは思う。


事例Ⅲ的には「一貫体制アリ」→強み一択!的なことをやってしまいがちだけれど、

この事例では一貫体制有している分固定費負担がおおいであろうことから、コロナのような外部要因で

売り上げが下がると、コスト負担の影響がのしかかる、というようなお話だと思う。

新たな販路を拡大しつつ、変動費の割合を上げるなどして収益構造を見直そうという話。

一方で、販路拡大の対応を見込んで短期的に加工食品事業の稼働率をあげるだけでなく、

機械も導入して生産能力も向上しよう、という。


聞かれてはいないけれど、冷凍食品業者からの冷凍用の食材依頼も受けているが、

この依頼を受けつつ冷凍食品事業のノウハウを蓄積しつつ、ゆくゆくは県外への販路拡大を目指そう

というようなストーリーになっていくだろうと思う。

県外への店舗出店で攻めていく、ということも考えられるが、あるあるな感じで、

冷凍食品をECサイトで販売して販路拡大というくらいを射程にするのが普通ではないかと。


ちらりと設問にある内部決算の仕方だったり、あるいは事業評価の問題。

これは事業評価の問題でもありつつ、事例Ⅰ的人事評価制度にもかかわってくるようなお話。

まあ以前は回答読んでどんなキーワードが大事なのか?なんてやっていた。


事例企業に寄り添うことが大事、みたいなことはかみ砕いて言うならば、

事例ⅠとかⅣとかいう視点あるいは1次7科目的な知識をスクランブルで総動員して、

というお話なのだろうと思う。知らんけど。