息子も来年から中学生、ということもあって、だんだんリアルな話をすることが多くなってきたのでした。
将来の仕事とか、進学とか。
「髪切る人ってどうなの?」「髪切る人は大学行かなくても大丈夫だよ。」
みたいな。
うちの場合は基本的になにも基盤を持たない単なる中流だったので、
「偏差値が低いと生きていられない」という教育だった。
母親はといえば単なる専業主婦だったのでその理屈に拍車がかかっていた。
ギリギリ野球をやっていたのでリスクヘッジができたものの、単なる偏差値という空虚な数字信仰だけでは今から思うに生きていけなかったはずだとぞっとする。
思うに、土日に親子で野球やって、食トレと称してほかの子も引き連れて「かつや」でたらふく食べる、なんて生活ができるなんて最強だと思うのですよね。
だからって別に「ふつー」の学歴で世の中わたってる。
いわゆる勉強のできる人って、そういう視野が狭いというか、「世渡り」的な部分は暗黙知になりがちである。
野球のコーチでもとあるコーチは野球命だし、とあるコーチは野球なんて狭い社会だからちゃんと勉強もしとけよ、などという。
野球基準で見たって、プロ野球を目指さない、甲子園すら目指さない、というのが大半なわけでその中でどうやって楽しむか、というお話。