業務報告書

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バッティングセンターと映画館その3

「貧しくて映画ばかり観ていた。」みたいなエピソードはかっこいいと思っていた。

一方で映画って高いのによくそんなに観られるねみたいにも思っていた。

「図書館に入り浸って昔の映画をビデオで観ていた。」

ブックオフでマンガを片っ端から立ち読みして学んだ。」

これではエピソードっぽくないけれど、そもそもエピソード的なものをあんまり必要としない、作り出そうと思っても無理な感じではあるのかもしれない。

ここを書いてるテーマでもあるけれど、そこそこ研究すればそこそこまでは行ける、ということ。

むしろ研究肌のヲタの方がセンスだけでそこそこやれる人より簡単に上に行けるようになってきている。

ここで思い出すに、「習ってないけどできちゃった。」「金ね~よ。」状態だろうか。

思い出すに10代というのは「習って出来る」みたいのが何となくかっこわるい的な風潮があった。

矢沢永ちゃんとかが音楽教室でボーカルならって歌えるようになりました、といったらかっこわるい感じ。

そういう20代の貧乏自慢的な状態で行き詰まってしまい易い。

20代前半でミュージシャンとしてデビューするしない言っていた後輩も「ボイスレッスンとか意味あるんすかねぇ?」的な粋がり方をしていた。

20代の頃ヲタのお前なんかのアドバイスなんざ聞かねぇよ、みたいな粋がり方をし、それでいて単なるビビリの妹も「通関士くらいならなれるでしょ?」と勧めた。
簿記みたいな根性の入った資格だと勝てそうもないし、社労士あたりはもうちょっとノーブルだけど、そんな気もしない。

商学部出て、外国に興味があったので貿易の資格を取った」くらいのエピソードは成り立つから、と勧めたのであった。

そこでもやっぱり「本買って勉強する」的な粋がり方(というかビビリ)をしようとしていたのを親にも自分にも止められて20万くらい出して資格学校に通ったのだった。
実を言うと1回落ちて「再チャレンジは通信講座」みたいなビビリをしたのも却下されてやっと合格。結果その資格メインで世渡りをしている。

多分「通関士ってとるの大変なんでしょう?」「普通にやれば誰でもとれますよ。」的な粋がり方をしていると思う。知らんけど。

幸せになれるタイプの人ってこの手の粋がり方を辞められる人のような気がするのです。