小学2年生の息子のクラスに叩く子がいるのでやめさせたいという。
このTくんはクラスで2番目に強く、1番強いのがMくん、自分が3番目なのだという。
「なんで3番目だとわかるの?」と聞くと、やられてもやり返すのが自分しかいないから3番目なのだと。
TくんはMくんには叩かないけれど、クラスの他の子を叩き、先生のことも叩く。
「叩かれたらやりかえさないで先生に言って」と言っても当の先生が叩かれてたんじゃ仕方ないよね。。。。
最近再婚されたそうで。
勝手に押尾さん=Tくんと重ねてしまうけれど、この手の叩く子についていくこというのは絶対にいるのですよね。
倫理的にどうとか、こうとかいう以前に。
Tくんはいじめっ子というよりは威嚇してるタイプ。羊たちが集まっていじめられた、いじめられた、といってもたしかにいじめまでではないという気もする。
直接は叩かないだけで大人になってもしょうもないことで威嚇したり威嚇されちゃうおじさんおばさんはたくさんいる。
Tくんと押尾学さんを同一視しちゃいかんのだけど、最近押尾さん再婚されたようで。
多分Tくんが叩きまくっていても、そこそこ幸せに人生を歩んでいき、耐えていた子は別にどうってことない。むしろ不幸になっちゃうかもしれない。
正直言うとこれが40年くらい色々観てきての正直な感想なのだ。そう感じているのは自分だけじゃないはず。
「元も子もないじゃないですか」なんて言われそうだけど、元も子もないところから少しずつ積み上げて考えるのと、ファンタジーを信じ続けるのとどっちがいいのかという。
大人になって思うんだけど、大人は嫌な友達がいたらそこに行かなくていいんだよね。
こういうときに大人だって会社で大変なんだ、とか言ってもそれはそういう大人ってだけ。学校に行かなくてもいいよ、なんてホントに思う。
「あいつ学校休んでてずるい!」って「別に義務教育とか言ってるけど、行きたいからいくでいいんだよ?」ってホントのことをまわりの子にも教えてしまう。
「行かなくなったらどうするんですか!」って言われたら「んなもん知らないです。自分の頭で考える教育をされたらよいのかもしれないです(笑)」くらいの返し。
なんだか挑発的なようでいて、ど真ん中のストレートというのは逆にびっくりして手が出ない。
みんなと仲良くする、とかねホントファンタジーの世界。
自分ができない、というより大人になってことさらにやってないことを子供に押しつけちゃいけないと思う。
息子はというと学校には友達と遊ぶために行きたがっている。それでいいと思う。